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Anna-RF vs. Kel amrûn - Together We Are Louder [多国籍]

以前ご紹介いたしましたイスラエル出身のエレクトリックでエスニックなレゲエグループのAnna RF(アンナ・アールエフ)が面白いセッション的なMVをアップロードしていたので記事にしておきます。



スイス出身のケルトミュージック系バンドのKel amrûn(ケル・アムルーン)とのコラボレーション楽曲の「Together We Are Louder(我々は一緒により大きくなる)」のMVです。ケルト(西洋)とエスノ(東洋)ミュージック対決方式から融合していく流れがエキサイティングで愉快痛快。こういう古典的な民族音楽的リズムにエレクトロ要素が入るとゴア/サイケデリックトランスに近いベクトルの質感になるんだなと再発見。

という訳で以上です。それでは、また(´ω`)ノ
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TURKCAN [多国籍]

オリエンタルで香ばしく哀愁漂うテイストのものをいきませう。今回は中央アジア~コーカサス、アナトリア半島などのテュルク系民族各国の歌手、演奏家など有志による共同プロジェクトと思われるTURKCAN(トルカン、またはトゥルカン?)の演奏動画を幾つかご紹介。現状ざっと探した限り日本では取り上げている記事が皆無な為「やらぬなら(誰よりも先んじて)やってしまおうホトトギス」的スタンスで記事にしておきたいなと思います。



「Türkün Bayrağı, Anayurt Marşı(トゥルクンバーイラ、アナユルトゥマァルシ:トルコ(テュルク)の旗、国歌)」の演奏動画です。コーカサスのアゼルバイジャンやアナトリアのトルコなどの方々はほぼほぼ彫りが深くコーカソイド的特徴が顕著だなと。そう思ってコーカソイドで調べてみたところテュルク系のコーカソイド種族に分類されるそうです。それから演奏に使用している民族楽器の音色がアトラクティブで非常に興味深いなと。そして青緑や瑠璃色の青系統のお召し物が多いのは、ムスリムの地域、特にトルキスタンなどの地域では青い陶器や青い建造物が多く、青は調和・信頼・信念を表す高貴の色とされていたり、青=水=命の根源、潤いの象徴といった意味合いや、預言者ムハンマドが青や緑を好んでいたという伝承などもあるようです。ペルシア方面でトルコ石(ターコイズ)の鉱脈があったことや、ラピスラズリが聖石としてもてはやされ、宝飾品やキジル石窟などの顔料として使用されていたことなども関係しているのかなと思います。おっと!大分雑学の羅列が多くなりました。要するに青はトルキスタン地域やムスリムの世界にとって様々な意味合いがあるということです。



続きましては上記の哀愁路線の楽曲とは打って変わって明るくリズミカルで陽気なエスノミュージックの「Anayurt Marşı (Tek parca)(アナユルトゥマァルシ、テックパルジャ:国歌、ワンピース)」です。ご視聴いただければお判りのように歌詞にウズベク、ウイグル、タタール、カザフ、キルギス、トルクメニスタンなど各国歌名や民族名などが含まれています。共通のアイデンティティーはテュルク系(でおそらくムスリム)ということでしょうか。バラエティーに富んでいて視聴していてハッピーになります。こういった多国籍な演奏動画はありそうで、まだまだ試みが少ないところかなと。ゆえにもっとこの手の多国籍演奏動画は増えたら面白いのになと思っています。



締めは抒情的でムーディーな楽曲かと思いきや、やはりこってこてのエスノミュージックな「Sen gelmez oldun, Qal sene qurban(サンギャンメゾオルドゥン、カイセネクルヴァン:あなたは来ないだろう、女性のために犠牲する?)」です。どうやら「Sen gelmez oldun」はトルコ語で「Qal sene qurban」はアゼルバイジャン語のようですが、定かではありません(笑)「#2」が付いているのは新メンバーが増えたということでしょうかね。定かではありませんが(二回目)個人的には4:44辺りから徐々に盛り上がって来る感じの流れの部分や、7:42辺りからエンディングに向かう流れの部分などがお気に入りの箇所です。

あ、そうそうそれとインスタグラムで「#turkcan」のタグで検索するとインスタ内で貼り付けられた動画がヒットしますが、必ずしもサムネイルの箇所からという訳でもないようなので、謎の使用です。

という訳で今回は以上です。それでは、また(´ω`)ノ
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Indialucia [多国籍]

フラメンコとインド民族音楽を融合させた最高にイカしたバンド、Indialucia(インディアルシア)をご紹介。バンド名のindialuciaはインド(india)とスペインのアンダルシア州(Andalucía)を合わせた造語でド直球です。



もうとにかく格好良い「rumba - Raag 'n' Ole(ルンバ、ラッグンオレ)」の演奏動画です。



「Nandi(ナンディ)」のMVです。上記動画にもメンバー紹介が含まれていますが、主なメンバーはポーランド出身のフラメンコギタリストのMiguel Czachowski(ミゲル・チャコウスキ)、インド人シタール奏者のAvaneendra Sheolikar(アヴァネンドラ・シェオリカール)、同じくインドのタブラ奏者のSandesh Popatkar(サンデッシュ・ポパットカル)、更にインド古典声楽の歌手のPrasad Khaparde(プラサード・カーポルデ)、スペインの打楽器奏者のPierluca Pineroli(ピエルッカ・ピエロリ)らを中心としたバンドです。元々、フラメンコの源流はジプシー(ロマ)の方々の音楽から来ている部分が大きいですし、様々な流転を経て再び融合といってもあながち間違いでもないかなと思います。



こちらは「plays Bulerias」という表記なので「Bulerias(ブルーリアス)」が楽曲名かな?「Kyabathe」の方かな?冒頭でご紹介した「rumba - Raag 'n' Ole」もそうでしたが、シタールをスパニッシュ的な音階を用いてアグレッシブに弾くとこのようなサイケデリックでアクロバティックな音色になり、物凄く意欲的な楽曲になるという素晴らしい実例ですね。



オーケストラとのコラボ楽曲です。1:20のギターフレーズからが本格的な楽曲の開始かなと思います。クラシックともフラメンコともインド音楽とも何ともいえないドラマティック且つ壮大で素っ頓とした…何とも言葉では表現し難い茫漠とした世界観が繰り広げられております( ´艸`)

私はこういう鳥肌モンな刺激的で興味深い音楽ともっと沢山出会いたいですし、こういう音楽をご紹介してゆきたくてこのブログを立ち上げたといっても過言ではありませぬ。

今回は以上です。それでは、また(´ω`)ノ
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