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Ленинград [ロシア]

本年度最後、締め括りの記事として、ロシアのサンクトペテルブルク出身のスカ・パンク、レゲエ・フュージョン、シャンソン、フォークなどを演奏しているЛенинград / Leningrad(レニングラード)というバンドの面白MVなどをご紹介。



この「Экспонат(エクスパナート:展示作品)」は見ての通り、ドラマ仕立てのMVになっているのですが、ロシア語の意味は分からずとも、表情や言葉、場面展開から内容は何となく把握でき、言語の壁を越え楽しめる内容になっているかなと思います( ´艸`)実際にYouTubeで公開後の1ヶ月たらずで再生回数が5000万回を超えたようです。また動画を視聴した各国の有志により、数多くの言語で翻訳字幕が追加されている様子からも、人気の動画といえるかと。残念ながら日本語字幕はございませんが。

因みにロシア語圏では人気のMVに対して、パロディー動画を作ることが盛んなのですが、こちらの「Экспонат」に関しても、ご多分にもれず男性目線からのパロディー動画が幾つかアップロードされております。視聴のお薦めはいたしませんが(笑)



折角なので演奏している姿も…という訳で音楽番組での「Экспонат」の演奏動画も貼り付け。ボーカルのАлиса Вокс(アリサ・ヴォックス)に華があって素敵。パワフルさの中にチャーミングさも垣間見えて良いなと思います。というかロシア語圏の女性ボーカリストってパワフルでストロングなタイプが割と多めかも。



お次はこちら。この「Сиськи(シーシキィ:おっぱい)」も上記「Экспонат」と同様にドラマ仕立てで面白いMVです。こちらも数多くの言語で翻訳字幕が作成されていますが、日本語字幕はござりませぬ。まあ色々と表現も露骨でストレートですし、ロシアは隣国ではあるけれども、ロシアの文化って日本人にとってはどちらかというと疎遠で馴染は薄いので致し方ないかなと。ゆえに開拓し甲斐もあり、このようにブログ記事にてご紹介する意味もあるのですが( ´ω`)y─┛~~

それからロシア人って自虐とか皮肉とかそういうちょっと屈折した感じだったり、日本人から見るとちょっとスマートとはいえない「斜め上のセンス」が好きなのだなと度々感じます。こういうことを「お国柄」とでも言うのでせうか。来年も脳内では心躍らせ盛り上がりつつ、粛々とこの趣味のブログを書き綴ってゆきたいなと思います。それでは、また。
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ЛюSea [ロシア]

ロシア、ウラジオストク出身のポップシンガーЛюsea(リューシー)ことЛюся Алексеенко(リューシャ・アレクシェンコ)の動画を幾つかご紹介。



先ずは2MCの「DV Street」とのフィーチャリング楽曲の「Дороже золота(ダロージェ・ゾーラタ)」のライブ映像から。こちら動画がもっとも再生回数が多く、分かり易いキャッチーな構成とメロディ-ラインなので、日本人の耳にも馴染みやすいかなと思います。



一人でラップ部分もこなしちゃいます。ラップは勢い重視でまだまだ粗削りだけれども、若さ溢れるパワフルさには好感が持てます。



最近のアップロードされたばかりのMV「ГОРОД(ゴーラト)」も貼り付け。「Город」の意味は都市。撮影はウラジオストクですな。



個人的にはこちらの「Просто(プロスト)」のようなゆったりとしたテンポのTHE・ロシアンポップス的曲調のリューシーちゃんの歌声がもっとも好みです。



ついでにこの動画も追加で貼り付け!新作アルバムについての概要の内容を歌っているようなのですが、一人多重アカペラ動画として面白いなと思いました。
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Лера Массква [ロシア]

ロシアのポップシンガーЛера Массква(レーラ・マスクヴァ)のちょいと懐かしめな動画をご紹介。先ずは爽やかめな「Разные(ラズニィ)」から。



ロシアの街中で、歌詞の書かれた赤いフリップボードを持ったロシアの方々。楽し気な様子が感じられて好きなMVです。歌詞に「Любовь(リュゥボーフ)」と頻繁に出てきますが、こちらは「愛」という単語になります。格変化で語尾は様々なに変化いたしますが、ロシア語圏の歌手・グループの楽曲内でも頻繁に出てくるので、要チェックです。



それから、こちらの「7 этаж(スェーミ エタシュ)」もついでに貼り付けておきます。楽曲はわかりやすくて良いと思います。映像やファッションなどはCGのチープさと、何というかロシア的斜め上なセンスが合わさっていて、非常にダサいなと10年前から思っていますが( ´艸`)たまに視聴したくなる癖の強さがあり、それも魅力なのかなと思う今日この頃です。
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СЛОТ [ロシア]

ロシアのラップメタルニュー・メタル系ミクスチャーロックバンドСЛОТ(スロット)をご紹介。音的には初期のLinkin Park(リンキン・パーク)や、Evanescence(エヴァネッセンス)のスタイルを生真面目に踏襲しつつもゴシック、インダストリアル、ダンスミュージック(エレクトロニカ)色やロシアン・ポップスの哀愁のあるメロディーラインのキャッチーさなど多種多様な要素を加えたような感じです。



大分リンキン色が濃厚な曲調ですが、ボーカルのНуки(ヌキ)ことДария Сергеевна Ставрович(ダリヤ・セルゲエヴナ・スタブロヴィッチ)のエモーショナルで力強いシャウトも好みですし、シャウト時以外の淡々とした淑やかめなロシア語ラップ時の声質も良いなと。特にこの「Ангел О.К.」に関しては、展開もキャッチーでわかりやすく、若干野暮ったくてダサめなゴシックテイストの世界観も嫌いではなく、時々無性に思い出したように聴きたくなる中毒性があります。









この辺りのMVが楽曲・映像含めて好きです。メロディー自体はところどころキャッチーな部分もあってとても良いのだけれども、ゴリゴリなサウンド&ダーリャちゃんの鋭く心地好いシャウトのおかげでポップスに振り切れない癖のあるバンドだなと思います。今後もUSやUKのトレンドに寄せたりせず、独自のロシア色であったり、ダークファンタジーやらゴシックテイストを加えた表現を追求していって頂きたいなと。2017年の現在ではメンバーが入れ替わってしまっているようなのですが、上記MVでのドラマーのКирилл Качанов(キリル・カチャノフ)氏のスティック回しっぷりに「天晴れ!」と賞讃の意を示したい。
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Инфинити - Замечталась [ロシア]

ロシアの男女二人グループのИнфинити(インフィニティ)の深夜にゆったり聴くのに適したことらの楽曲「Замечталась(ズミスタァレス?最適な日本語への音声表記が困難)」のMVをご紹介。



Google先生の意訳では「夢を見る」「思考に落ちます」(笑)など。そんな感じのタイトルに相応しいムーディーな世界観を上手く表現していると思います。

この楽曲に関しては、2011年頃だったかと思いますが、ロシアのラジオをインターネットで聴いていた最中に、実際に流れていたのを聴き、良い曲だなと思ってチェックしました。当時はそれなりにポピュラーなグループ、楽曲だったのかなと思います。
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Группа S.O.S. [ロシア]

今回はロシアのS.O.S.(Группа S.O.S.という表記もあり)というグループの「Не везет」という楽曲のMVをご紹介。



2000年代前半辺り頃のトランスの音色といった感じで、まんま元ネタになっている楽曲がこちら。今聴くとやや時代を感じますが、特にサビのメロディーの高音部分とロシア語の響きが上手い具合に融合していて良い感じです。他にもMVはないのかなと探してみてもほぼ見当たらないため、単発の映像(ドラマや映画)と連動した企画系のグループなのかもしれません。
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Юлия Савичева [ロシア]

寒くなって参りました。そして、ロシアン・ミュージックを聴くに相応しい季節の到来!まあロシア以外の北欧圏の音楽などでも良い感じなのですが。暫くはロシア語圏の様々な音楽を中心に据えつつなスタンスで記事を作成してゆこうかなと思っています。…まあ、私の気分次第でまったく異なる文化圏の音楽も度々挟むかとも思いますが( ´艸`)

それでは、今回はロシアのЮлия Савичева(ユーリヤ・サーヴィチェヴァ)のMVをご紹介。略歴はロシアの歌手にしては珍しく日本語版のウィキがあるので、ご参照下さい。パワフルで伸びやかさのある歌声が魅力です。



楽曲名の「Если в сердце живет любовь」の日本語訳は「心に愛があるなら」や「もし心に愛が生きているなら」といった表現になるようです。こちらは連続テレビドラマ 「Не родись красивой (可愛く生まれなかったら)」の主題歌となり、ヒットした楽曲のようです。こちらのMVにも登場している劇中のヒロインのカーチャは見ての通り、メガネをかけ垢抜けない感じの女の子ですが、実は綺麗で素敵な人だと判明するという筋書のドラマらしいです。カーチャへの応援歌といった感じの構成のMVですね。



この頃のボーイッシュでちょいとパンキッシュな赤髪ショートがとても似合っていて良いです。この辺りが、個人的には一番好きな時代です。ちなみに楽曲タイトルの「Привет」は、日本語での「やあ!」や英語でいうところの「Hi!」に当たる、やや砕けた感じの挨拶になります。実際にロシアのSNSサイトでロシア圏の方々と交流していた際にも、メッセージの冒頭の挨拶の基本はこの「Привет!」が殆どでした。むしろ「Здравствуйте!」よりも若者の間では主流な印象です。



こちらの楽曲タイトルの「Зима」は「冬」です。CGアニメーションにやや古さを感じますが、ユーリアちゃんがピンク色のキャミソールにショートカットの女の子としてアイコン化されていたり、アニメと実写のミックス具合に味があって好いなと思います。



「Стоп」は「Stop」でそのままの意味です。若さ溢れるユーリアちゃんカワユスなぁ(*´ω`*)



「Любовь-Москва」の動画。こちらは「Live」と表記されていますが、バリバリの口パク(笑)もはや「Любовь-Москва」のMVとして視聴しております。この頃のアクティブな動作や表情がもっとも魅力に溢れていて、輝いていたなと思う次第です。まあ、年齢と共に趣味・趣向は変化いたしますし、いつまでもアイドル路線は歩みたくないor歩めないなどの心情は百も承知です。



最近のものが決してダメな訳でもないですが、個人的に琴線に触れる楽曲は少ないですね。こちらの「Невеста」(意味は花嫁)は好きですが。こういったユーリアちゃんの長所である伸びやかな歌声の曲調が最近の楽曲では少ないのが残念に感じます。長所は活かすべきだと思うのです。
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МакSим [ロシア]

私がロシアン・ポップスをお薦めするのであれば、先ずはМакSим(マクシム)を推薦するかな?と思います。という訳で、そんなマクシムちゃんの動画を幾つかご紹介いたします。



この「Научусь летать(ノウチュスレタァチ)」が一番お気に入りの楽曲動画です。意味は「私は飛ぶことを学ぶ」になります。映像面ではレターボックスの4:3の画格と480pの解像度に時代を感じてしまいますね…個人的にはそんなに前という感覚でもないのですが(^_^;)

ロシア語圏、東欧圏に多いあからさまで胃もたれしそうなセクシー路線ではなく、淑やかめな楽曲もわりと多く、淡々としたポップス、アイドル路線といった感じなので、そういう面でも稀な存在ですね。容姿的にも少女的な魅力と女性としての色気の両方を永らく保っていて凄いなと思います。ルックスだけでなく、マクシムちゃんの何よりの魅力はやはり艶のある歌声でしょうか。ロシア語の響きと非常に相性が好いのです。



マクシムちゃんの動画で初めて視聴したのが、こちらの「Мой Рай (モイライ)」で、大好きな楽曲のひとつです。建造物なども正にロシア!といった趣があり、新鮮味を感じました。







マクシムちゃんの楽曲タイトルや歌詞などもシンプルな単語が割と多いので、ロシア語の勉強などにも適しているかなと思います!d(´∀`)
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Отава Ё [ロシア]

ロシアのサンクトペテルブルクを拠点に活動しているフォークロックバンドのОтава Ё(オタヴァ・ヨ )を取り上げたいと思います。



なにゆえ男性の衣装が皆タンクトップなのか?や、2:31~2:38のタンクトップの真顔なおっさんのシュールで誰得?なカットなど、斜め上をゆくロシア的センスが随所に溢れていますが、先ずはメンバーのご紹介。ボーカルを担当し、琴のような弦楽器のグースリを演奏している長身のあごひげイケメンがАлексей Белкин(アレクシー・ベルキン)で、楽曲によっては他にもバグパイプなども演奏してます。そして、こちらもボーカルで黒帽子にひげ面でオトボケ風味のフィドル奏者がДмитрий Шихардин(ドミトリー・シハルディン)。紅一点のヴァイオリン奏者がЮлия Усова(ユーリア・ウソヴァ)。黒帽子にひげ眼鏡でピアスのタタール系?っぽい顔立ちのベーシストがТимур Сигидин(ティムール・シギディン)。毛皮部分が赤茶系の黒帽子の方がギタリストのАлексей Скосырев(アレクシー・スコシィレフ)。2:31~2:38の真顔のシュールなカットが印象的な色白ひげなしのおっさんがパーカッション系打楽器の担当のПётр Сергеев(ピョートル・セルゲィフ)です。



敢えて一曲目として貼り付けませんでしたが、こちらの「Сумецкая(スメーツカヤ)」が、このバンドの代表的MVとして、もっとも相応しいかなと思います!日本でこちらのMVを紹介する際には「丸太でコサック」などと形容されていますが、確かに。しかし、厳密にいうとロシアの伝統的民族舞踊すべて=コサックダンスという訳ではありません。何というか、自分たちのルーツであるロシア的、スラブ的伝統文化を追求し表現している辺り、Нейромонах Феофан(ニェイロモナフ・フェオファン)と同じベクトルですよね。



こちらは「Сумецкая(スメーツカヤ)」のライブバージョン。MVも良かったですが、ライブはライブとしてまた興味深い演出になっています。回す丸太の先端にカメラを付けるという試みは目の付け所が面白いですが、あまり長く直視できる映像ではないですね(笑)



「Дворник(ドヴォルニク)」は直訳すると門番、屋敷番、管理人といった意味合いですが、「Дворник」から他言語のWikiで調べてみると清掃員的描写も含まれていたので、きっと掃除人的な意味合いも含まれているのでしょう。賑やかでキャッチ-な楽曲の良さは勿論のこと、このMVのコミカルな展開もロシア的斜め上なセンスが満載でけっこう癖になります(笑)



こちらの「Что за песни (シト・ザ・ピイシニィ)」でも3:51~から火を囲んで輪踊りをしている「ヴァルプルギスの夜」的な展開が見受けられますが、こちらの輪踊りは「ホロヴォード」といい、東スラブ人の太陽信仰が起源になっているようです。



こちらの「Ой, Дуся, ой, Маруся」も良曲で、MVの展開も現代と伝統的なロシア感が交錯している感じで面白いです。





締めは後半からのBPM速度上昇の展開が、スラブ民謡的で足を出すステップが印象的な「кадриль(カドリィル)」のライブ映像をお楽しみ下さい。やっぱりこういうリズムは遺伝子レベルでの盛り上がっている感じが伝わってきて熱くなりますね。

以上です。それでは、また。
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Туана [ロシア]

ロシアの歌手のТуана(トゥアナ)の「Молитва(マリトヴァ)」という2007年のこちらのMVをご紹介いたします。



讃美歌も組み込まれていて、頭髪から知恵の樹的なものが生えていたり、旧約聖書的な世界観をモチーフにしつつも、何故かグラゴル文字古代教会スラヴ語の文字や、ヘブライ文字ではなく、どことなくアラビア文字に近いようなものが表示されていたりと、幻想的で宗教色も濃くなかなかの謎展開です。何というか、この楽曲に関しては、ニューエイジ・ミュージックといった方が相応しい感じですね。世界観や曲調など、何となくEnigma(エニグマ)っぽいですし。

楽曲名の「Молитва(マリトヴァ)」は英訳すると、「Prayer」=「祈り」です。他の楽曲もこの手の神秘的且つ、そこはかとなく妖しめな濃いテイストの神動画なのでは?と期待に胸を膨らませ、他の動画も視聴してみたところ、残念ながらこちらの楽曲のみでした。と、いうかオフィシャルと思われるアカウントでのアップロード動画(MV)が3曲ほどしかございませぬ!( ;´_ゝ`)

ロシア語で「Туана певица(トゥアナ 歌手)」と検索して掴んだ情報は、振付師やバレエなどご経験があったこと(どうりで動作が艶めかしいな訳だなと納得!)と、ユニバーサルミュージックロシア(Universal Music Russia)に所属し、音源を出していたこと。いずれも2009年辺りまでの情報で、現在はもう歌手活動はしていないのかもしれませんね。

極東の島国の一人の人間が、楽曲発表から10年を経過後に、こうやってひとつの記事として残し、伝えてゆくことに僅かでも何か意義があると良いなと思っています。
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